こふすログ

ブログ「degitekunote2」の中の人(こふす)が書く雑食系ライフブログ。ガジェット、PC、ものづくり、レアチーズが好物です。

超常現象といった類に「NO」を突きつける人程愚かなものはない

超常現象といったにわかにも信じ難い現象に対し、頭ごなしに全否定をする行為ほど愚かで可愛そうなことはない。
何故ならその全否定は偶々我々ホモ・サピエンスが体験してきた事の積み重ねで分かってきた現時点での科学をベースにした常識であって、別の科学をベースにした現象に対し思案を止めたことになるからだ。
 
科学でもって我々の生活は近代的に発展してきたわけだが、それは地球という惑星のホモ・サピエンスによって得られた一科学でしかなく、それを全てとして考えるといういのは明らかに偏っているとえるだろう。
プラセボ的な自分の思い込みで全てを判断している事と対して変わらない。
ただ我々の時間軸ではその他の科学に出会える確率が少ないだけであって、我々の科学では説明できない現象は無いとするにはあまりにも無謀過ぎる。考えてみれば我々の科学はたかが2000年程度のものなのだ。過信程醜く哀れなものはない。
 
勿論中には誰もが「頭いっているね」と思うような事を話す人物やガセネタも多く、素材や現象を我々の科学でもって検証し結論付けること自体は至極自然なことではあるが、その過程でベースまでも否定することは全く持って可笑しいし、その否定が自然で常識的と捉える人もまた同様に可笑しい。自ら「私は偏った考えの持ち主でぇ~す」と公言しているようなものだ。
 
超常現象という言葉とそれ自身をメディア向きに捉えるばかりではいけない。