なぜユーチューバーは火を起こしたがるのか
火。それは人類が初めて手にしたとされる赤く輝くエネルギー。
何時、どのタイミングで目にしたかわからないが、人類は恐れずに火を手にとった。
火のお陰で人類は暖を取ることが出来た。食べ物を焼くことが出来た。
敵わない相手を威嚇することが出来た。
一体初めて火を見た時から幾年経ったのだろうか。
ゆらゆら揺れるその姿を見ていると何故か懐かしくなる。
21世紀。私達現代人は未だに火に大分頼って生きている。
今もなお火は現代人にとって必要なものだが、同じぐらい不必要なことが付きまとう。
火はあらゆるものを容赦なく奪う。一旦怒らすと宥めるのに時間がかかる。
その間に何もなかったように一帯を焼きつくす。
昔から火は熱いものだ。
そう、火は熱いのだ。
危険なのだ。
危険物であるべきだ、怖がるべきなのだ。
使用する際は細心の注意が求められる。
整備が、環境が整っている必要がある。
それ以外では不注意で使うべきではないし起こすべきではない。
それは本能で感じ取って欲しい。
状況をわきまえて欲しい。
間違っても何十・何百万人もの無邪気な子供が見ている前で部屋で火を起こすべきではない。ネタでも。